特色ある学び

  • リスク共生学
    「リスク共生の原理」「リスクの評価・分析」「実践力となるリスクマネジメント・コミュニケーション」までを体系的に学びます。リスク共生学を体系的に学べるのは全国で本学科だけです。
  • 実践的演習科目
    多様な社会実装手段を学ぶことを目標として、合意形成などの社会科学、GISなどの空間解析に加え、フィールドワークも取り入れた文理融合の視点に基づく実践的演習科目群を配置しています。

多彩な研究領域

  • 自然生態系領域
    生態リスク学/多様性生態学/生態系評価学/森林生態学/土壌生態学/植物生態学/植物分子生理学/古生態学/古環境学/地質学と地球システム科学/構造地質学・岩石物性/生物海洋学/海洋システム学/水域生態学
  • 都市社会系領域
    リスク共生社会創造/環境安全化学/情報の安全管理とリスク/都市環境・エネルギーシステム/都市・地域経済/社会老年学/数理社会学/グローバル・ローカル経営学/科学史/哲学・倫理学/環境法学・自然保護システム論/都市防災計画

学びのプロセス・科目例(カリキュラムポリシー)

自然環境・社会環境に跨がる人間と自然の環境システムに関する俯瞰的な理解のもとで、複合化する現代のリスクのメカニズムと分析手法、マネジメントを学び、リスクと上手に付き合う「リスク共生」のアプローチを身につけます。
卒業までに履修する科目は、以下の表のようにカテゴリー分けされており、それぞれのカテゴリーごとに必要な単位数や必修科目が定められています。
全学教育科目では、大学生として身につけるべき幅広い教養を学びます(1・2年次)。また、高学年次には高度全学教育指定科目を通じて、改めて学問の多様性を学びます(3年次以降)。
学部共通科目(基幹知科目)では、都市科学部の幹となる科目を学びます(主に1・2年次)。
基礎演習科目では、環境リスク共生学科の学生として身につけるべき基礎的な知識・技能の学び方を学びます(1年次)。
専門基礎科目では、専門科目の学習に必要となる数学、物理、化学、生物、地学、環境学、経済学などの基礎を学びます(主に1・2年次)。
専門科目では、環境リスク共生学科の学生として身につけるべき専門性(環境リスクコア科目)、地球や生態系などの自然環境に関する専門性(自然系コア科目)、都市環境と社会科学に関する専門性(社会系コア科目)、およびそれらに関連する専門性(専門関連科目)を学びます(主に2・3年次)。
専門科目の環境リスクコア科目「環境リスク共生演習 A~F」では、複数の研究室を体験し、多様な専門分野に触れる機会を持ち、環境リスク共生学科の学生に必要となる分野融合的なセンスを身につけるとともに、各々の専門性を高めます(2・3年次)。
専門科目の課題演習科目「環境リスク共生ゼミ I・II・III」では、個別のテーマに取り組むことで、学習意欲を高めながら、テーマを発展させる過程で高度な専門分野や周辺分野を学習します。また、情報収集・研究・発表の手法を実践的に学びます。これらを踏まえて、専門分野の修学へと進んでいきます(3・4年次)。
専門科目の卒業関係科目「卒業研究 A・B」では、学修の集大成として卒業研究に関するテーマを選定して個別の研究を行い、卒業論文として成果をまとめて発表します(最終年次)。

講義の様子

環境共生フィールド演習