【プレスリリース】生物の体の大きさや寿命から、複雑な地球環境変化への種の応答を予測

本研究で明らかになったこと

プレスリリース

 横浜国立大学大学院環境情報研究院・総合学術高等研究院の佐々木雄大教授、鏡味麻衣子教授、下出信次教授、髙山佳樹助教、Earth Sciences New ZealandのAndrew Lohrer博士、Orlando Lam-Gordillo博士、東京都環境科学研究所の岩知道優樹博士、オークランド大学のSimon Thrush教授らの研究グループは、ニュージーランド北島の河口干潟に生息する無脊椎動物の長期モニタリングデータを解析し、体の大きさや寿命、移動性などの生物形質から、複雑な地球環境変化への種の応答を予測できることを明らかにしました。とくに、小型種や移動性の低い種は海面水温の上昇に対して一貫して負の影響を受けることが分かりました。さらに、これまで見過ごされがちだった「種の環境応答の時間変動」に着目したところ、寿命の短い種ほど環境変化への感受性が時間とともに大きく変動することが明らかになりました。本研究は、生物形質に基づいて生物多様性の将来変化を予測する新たな枠組みを提供するものです。
 本研究成果は、国際学術誌「Nature Communications」に掲載されました(2026年3月14日)。

Nature Cummunications 掲載記事

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2026年4月23日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : サイト管理者

【2026年度新入生へのお知らせ】環境リスク共生学科ご入学予定の皆様へ

1)新入生オリエンテーションおよびの日程について
 新入生のオリエンテーションが、以下の日程で予定されています。
  新入生オリエンテーション(学部全体及び学科別)4月2日(木)
  PC接続講習 4月3日(金)15:00~(英語プレイスメントテストのあと)
 
2)1年次の必修科目「環境共生フィールド演習」について
 本学科の1年次の必修科目「環境共生フィールド演習」として、下記の日時に合宿の参加をお願いする予定ですので、日程調整をお願いします(詳細は、4月の新入生オリエンテーション時に改めてご説明します。)

日時:2026年4月18日(土)~19日(日)
場所:三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ

2026年3月3日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : サイト管理者

【プレスリリース】都市化や集約的な配置が土壌の多機能性を低下

本研究の概略図です。赤矢印は負の影響を、青矢印は正の影響を表します。

プレスリリース

 横浜国立大学大学院環境情報研究院の岩知道優樹研究員(現:東京都環境科学研究所)、都市科学部学部生(研究当時)の勝原向日葵、環境情報学府大学院生(研究当時)の前原果歩、筑波大学の冨髙まほろ研究員、同大学総合学術高等研究院の瀬戸健介助教、香港科技大学の潮雅之助理教授、横浜国立大学大学院環境情報研究院・総合学術高等研究院の鏡味麻衣子教授、佐々木雄大教授は、人口減少に伴い今後さらに増加することが予想されている都市部(神奈川県横浜市)の空き地を対象に、生物多様性(植物、真菌、細菌)と生態系の多機能性の関係を評価しました。
 この結果、空き地周辺の都市化率(アスファルトなどの面積率)の増加により土壌の多機能性が失われることを明らかにしました。さらに、空き地の集約的な配置が、植物種数の増加や真菌組成の変化を通して、多機能性の減少をもたらすことを示しました。反対に、空き地における土壌水分量の増加は、多機能性を増加させることを示しました。
これらの結果は、人口減少が進む都市における都市計画においては、増加する空き地を単に集約するだけでは多機能性が減少するため、生物多様性保全と多機能性向上とのバランスを図ることができる空き地の空間配置を模索していくことが求められます。
 本研究成果は、国際科学雑誌「Ecology and Evolution」に掲載されました(2026年1月28日)。

Ecology and Evolution 掲載記事

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2026年2月23日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : サイト管理者